【12月3日 CGTN Japanese】中国各地で呼吸器疾患が多発する時期を迎え、風邪薬や解熱剤、せき止め薬などを購入して服用する人も少なくありません。ネット上でこのほど、ある高校生が4種類の風邪薬を同時に服用し、救急集中治療室(EICU)に搬送されたことが注目されました。

 中国東部沿海の浙江省の高校生、趙さん(16)は、風邪を引いて発熱したため、数種類の薬を服用すれば早く治ると思い、イブプロフェンと風邪薬「快克」(複方アミノフェンサミンカプセル)を同時に服用し、さらに2種類の中医薬の風邪薬も服用しました。

 その後、吐き気、嘔吐(おうと)、下痢の症状に続き、無尿、胸のつかえ、息切れの症状も現れました。救急科搬送後、すぐにEICUに移され、急性腎不全、横紋筋融解症と診断されました。医師によりますと、数種類の風邪薬を服用したことが腎臓に影響したもので、搬送がもう少し遅れていたら、取り返しがつかないことになるところでした。

 趙さんは、EICUで5日間治療を受けた後、腎臓内科の一般病棟に移り、十数日の治療を経て退院することができました。

 医師は「薬を服用する際には、趙さんのように中医薬や西洋薬など各種の薬を混合して服用するのを避けなければならない。成分の量が倍増するだけでなく、成分の相互作用も引き起こされ、腎臓や肝臓などの臓器が損なわれる」とし、薬を服用する際は、医師に相談してその指示に従うよう促しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News