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【11月29日 KOREA WAVE】韓国南西部の全羅南道高敞郡(チョルラナムド・コチャングン)で最近、役場を訪ねた高齢女性が1800万ウォン(約205万円)を職員に委ね、「寄付する」と言い残して立ち去った。

70代半ばぐらいに見える女性が郡庁舎の社会福祉課を訪れたのは23日午前9時半ごろ。女性がかばんから取り出した新聞紙の束を職員らが開くと、1800万ウォン分の5万ウォン札が出てきた。

寄付を申し出た女性は「過去に弟が闘病していた時期、高敞郡から多くの助けを受けた」と理由を話した。そして「犬のように稼いで丞相(じょうしょう、宰相)のように使いたかった。年を取って人生を振り返り、整理する意味で寄付を決めることにした」と話した。

職員らが住所などを尋ねたが、女子は高敞郡内に住んでいると告げて立ち去った。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News