【11月28日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2023-24)は27日、グループステージ第5節の試合が行われ、グループEのアル・ナスル(Al Nassr、サウジアラビア)はペルセポリスFC(Persepolis FC、イラン)と0‐0で引き分け、決勝トーナメント進出を決めた。

 クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を擁するアル・ナスルは開幕4連勝を挙げて、この日勝ち点1を獲得すれば16強入りが決まる状況。17分にはアリ・ラジャミ(Ali Lajami)が足裏で相手選手のすねを削って一発退場となったが、試合の大半を10人で過ごしながらも結果を残した。

 しかしながら、ロナウドがベルセポリスのGKアリレザ・ビランヴァンド(Alireza Beiranvand)と衝突して試合終盤にピッチを退いており、チームのお祝いムードはいくらか弱まってる。ロナウドは、後半開始早々にハイボールを競ったビランヴァンドとぶつかって首を痛め、77分に違和感がある様子で交代となった。

 グループCでは、アル・イテハド(Al-Ittihad Club、サウジアラビア)が2‐1でAGMK FC(ウズベキスタン)を下し、前節の敗戦から立ち直って組首位の座を守った。

 マルセロ・ガジャルド(Marcelo Gallardo)新監督のAFCチャンピオンズリーグ初陣を白星で飾ったアル・イテハドは、最終節でグループ勝者の座を懸けて勝ち点2差の2位につけるセパハン(Sepahan、イラン)と激突する。

 今大会は、12月中旬にかけて行われるグループリーグ全10組の首位チームと、各組2位の上位6チームが決勝トーナメントに駒を進めることになっている。(c)AFP