【11月26日 AFP】25日に行われた23-24イタリア・セリエA第13節のACミラン(AC Milan)対フィオレンティーナ(Fiorentina)戦で、ミランの15歳のFWフランチェスコ・カマルダ(Francesco Camarda)がリーグ史上最年少出場を果たした。

 カマルダはルカ・ヨビッチ(Luka Jovic)との交代で83分にピッチに入った。15歳8か月15日での初出場はリーグ新記録で、2022年5月にデビューしたボローニャ(Bologna FC)のウィズダム・アメイ(Wisdom Amey)の15歳9か月1日を上回った。チームも1-0で勝利した。

 チームが守りに入っていた終盤の出場で、ほとんど見せ場はなかったが、主将のダビデ・カラブリア(Davide Calabria)は「彼は才能が豊かで頭もいい。誰よりもハードワークするべきだということを分かっている」と話した。

 UEFAユースリーグ(UEFA Youth League)のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)戦でバイシクルシュートを決めて話題を集めたカマルダは、オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)やラファエル・レオン(Rafael Leao)、ノア・オカフォー(Noah Okafor)ら攻撃陣の多くが不在となっていることを受け、トップチームに招集されていた。

 ミランは首位インテル(Inter Milan)と勝ち点5差のリーグ3位につけている。インテルは26日に2位ユベントス(Juventus)との首位攻防戦を迎える。(c)AFP