Kia360に展示された「ザ・ニューカーニバル」(c)news1
Kia360に展示された「ザ・ニューカーニバル」(c)news1

【11月25日 KOREA WAVE】電気自動車(EV)が主流になりつつあった韓国のエコカー市場で、ハイブリッド自動車が再び注目されている。今年、さまざまなハイブリッドのラインアップが業績をけん引した現代自動車グループは次の段階のハイブリッドモデルも準備している。

韓国自動車モビリティ協会の資料によると、1~10月の累積エコカー販売は43万7916台で、前年同期比20.5%増えた。ハイブリッド自動車(29万4072台)が41.8%増加しただけで、EV(13万539台)と水素自動車(4202台)はそれぞれ4.3%、16.2%減少した。

現代自動車グループはEVをはじめハイブリッドや水素自動車まで多様なラインアップを用意していたおかげで業績に響かなかった。

10月までの国内販売順位では▽グレンジャー(9万66721台、1位)▽ソレント(6万8379台、2位)▽スポーテージ(5万8028台、4位)▽アバンテ(5万4394台、5位)▽ツーソン(3万6951台、9位)――などが上位に入り、ハイブリッドが販売をけん引したと評価されている。

起亜自動車も前輪駆動の大型ミニバン「カーニバル」のハイブリッドモデルを新発売した。カーニバルはファミリーカーの代名詞とされ、今年も10月までに国内3位の5万8695台が売れているが、ハイブリッドモデルがないのが短所とされていた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News