釜山鎮区のあるホテル入り口に予防案内文を貼る区職員(c)news1
釜山鎮区のあるホテル入り口に予防案内文を貼る区職員(c)news1

【11月24日 KOREA WAVE】韓国の主要都市でトコジラミ(南京虫)が相次いで発見され、市民の不安が高まっている。防疫当局は拡散防止のため総力戦に乗り出した。

最近、光州(クァンジュ)と釜山(プサン)、忠清北道忠州(チュンチョンブクド・チュンジュ)などでトコジラミが発見された。

光州はこのほど、西区の一戸建て住宅の半地下で発生の通報があり、保健所が現場で確認した。

釜山でも同時期、沙下区(サハク)のアパートの住民が「トコジラミにかまれた」と当局に連絡。防疫当局が現場に出動し、住人のタブレットPCから1匹を発見した。

沙下区は予備費1570万ウォン(約180万円)を投入し、防疫システムを構築している。考試院やホームレス施設などを保健所とともに消毒した。

忠清北道忠州市でも同時期、トコジラミ発見の連絡が相次いで当局に寄せられ、死骸などを確認した。

光州市の関係者は「市民は不安に思わず、予防法などを確認してほしい」と話している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News