【11月22日 CGTN Japanese】中国の中央銀行である中国人民銀行上海総部の最新データによりますと、今年10月末時点の海外勢の銀行間市場債券保有額は3兆2400億元(約67兆1000億円)で、銀行間債券市場の総預託額の約2.4%を占めたことが分かりました。単月で見ると、今年9月の海外勢による人民元建て債券の買い入れ規模は200億元(約4142億円)近くに達し、10月の海外勢による人民元建て債券の購入規模は400億元(約8285億円)を超えて過去4カ月間の最高を記録しました。海外勢は既に2カ月連続で人民元建て債券の純保有額を増やしています。

 海外勢が中国の債券市場で連続して「買い増し」を行っているのは、複数の要因の影響を受けているものとみられています。専門家によりますと、中国国内の経済ファンダメンタルズの前向きな変化により、外資は中国経済の将来の安定した発展に対する自信を強めています。さらに、多くの外部要因の変化により、より多くの海外勢が分散投資のために人民元資産を選んでいるということです。

 国際金融情勢から見ると、最近は、米国の多くの経済データが米国のインフレの沈静化を示しており、FRBによる連続した利上げ停止もドル指数の低下をもたらし、米国債利回りはやや反落しています。中米の金利差逆転の幅はこれまでの拡大から徐々に縮小過程に入っています。多くの外部的要因も、より多くの海外勢が分散投資のために人民元資産を選択させているとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News