【11月24日 CGTN Japanese】中国が完全独自の知的財産権を持つリニアモーターカー実験線、高速飛車大同(陽高)実験線の1期主体工事がこのほど完了しました。これは、世界で建設中のものとしては、距離が最長で規模が最大のフルサイズ超高速低真空パイプラインリニア交通システム実験線となります。

 同実験線は、中国初の超高速低真空パイプラインリニア交通システムのフルサイズ実験線で、山西省(Shanxi)北部の大同市(Datong)陽高県(Yanggao)に位置し、全長は2キロです。

 高速飛車とは超高速低真空パイプラインリニア交通システムのことで、航空・宇宙技術と地上軌道交通技術を融合し、超電導磁気浮上と低真空パイプにより超高速の「低空飛行」のような走行を実現し、最高時速1000キロに達します。世界最速の地上交通手段、「地上最速」の車となる見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News