【11月21日 AFP】陸上女子短距離で五つの金メダルを獲得しているエレーン・トンプソンヘラ(Elaine Thompson-Herah、ジャマイカ)が、同胞シェリー・アン・フレイザー・プライス(Shelly-Ann Fraser-Pryce)のコーチに師事することになった。20日、トンプソンヘラの代理人事務所が発表した。

  代理人事務所はインスタグラムに、トンプソンヘラがフレイザー・プライスらが所属するエリート・パフォーマンス・トラック・クラブ(Elite Performance Track Club)でレイナルド・ウォルコット(Reynaldo Walcott)氏から指導を受けると投稿した。トンプソンヘラは今月に入って、元コーチとの関係を解消していた。

 トンプソンヘラは、リオデジャネイロ五輪東京五輪で100メートルと200メートルの連覇を達成し、東京大会では4×100メートルリレーの金メダルも獲得した。さらに2021年には、女子100メートル歴代2位となる10秒54を記録している。

 フレイザー・プライスは東京五輪の100メートルでトンプソンヘラに敗れ、銀メダルに終わっている。(c)AFP