【11月20日 AFP】ジミー・カーター(Jimmy Carter)元米大統領(99)のロザリン(Rosalynn Carter)夫人(96)が19日、南部ジョージア州の自宅で死去した。NGOのカーターセンター(Carter Center)が明らかにした。

 ロザリン氏は、退任後のカーター氏と共に、世界各地の人権や民主主義、医療などの問題に取り組んできた。

 今年5月、認知症を患っていることを公表。17日には夫と共に自宅でホスピスケア(終末治療)を受けていると公表した。

 カーターセンターは、「彼女(ロザリン氏)は家族に見守られながら安らかに息を引き取った」としている。

 カーター氏は声明で「ロザリンは私がこれまで成し遂げたこと全てにおいて、対等なパートナーだった」と述べた。(c)AFP