【11月20日 AFP】中国の習近平(Xi Jinping)国家主席が、同国男子サッカー代表の能力に「確信が持てない」と話している。

 中国代表は先日のW杯北中米大会(2026 World Cup)アジア2次予選で、タイに2-1で勝利した。しかしタイ政府がX(旧ツイッター)に投稿した動画によると、習主席はタイのセーター・タウィーシン(Srettha Thavisin)首相との非公式対話の中で、珍しく思い付きの発言をした。

 アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議のため米サンフランシスコを訪れていた習主席は、明らかに代表の試合結果を初めて耳にした様子で「運が大きく関わっていたのだろう」とコメント。「今のわれわれの代表チームに対しては、彼らのレベルに確信が持てない」と話し、「浮き沈みがある」と続けた。

 習主席は以前からサッカーファンを公言し、いつか中国でW杯(World Cup)を開催し、中国代表がW杯を制覇するのが夢だと話している。(c)AFP