【11月14日 Xinhua News】中国海南省海口市にあるレストラン「Roxy's」でこのほど、犬のハンバーグ早食い大会が開催された。

 6年前に中国海南省に移住したイギリス人経営者のジャック・カニングさん(32)さんは、昨年9月にハンバーガーやフライドポテトなどイギリス料理を提供する「Roxy's」をオープンした。店名は2年前にカニングさん夫婦が動物収容施設から引き取った犬の名前「ロキシー」から付けられた。

 カニングさんは人々の収容動物への関心を高め、社会に恩返しするため、毎年、犬のハンバーグ早食い大会を開催している。

 参加費は1試合につき犬用ハンバーグ代の30元(1元=約21円)で、参加した19匹の犬には最大3試合までチャンスが与えられた。試合は犬の鼻がハンバーグに触れてから飲み込むまでの時間で競い、一番速い犬が勝ちとされた。参加費は全額、海口天使之家保護動物愛護センターに寄付され、カニングさんによると店の当日の売上の10%もセンターに寄付するという。

 カニングさんは、今年の大会も多くの愛犬家から保護動物への寄付金が集まり、今後も大会を続けると語った。(c)Xinhua News/AFPBB News