国民権益委員会HPキャプチャー(c)news1
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【11月12日 KOREA WAVE】韓国で携帯電話カメラのシャッター音の設定を自分でできるようにすることに賛成の意見が約85%を占めたことが、国民権益委員会のアンケートでわかった。撮影音に不便を感じたことがある人も約85%だった。委員会は韓国情報通信技術協会に撮影音を自律化するよう勧告する案を検討している。

調査は先月23日から今月5日までホームページで実施され、計3851人が参加した。

韓国では2004年から盗撮防止などのため携帯電話のシャッター音が必ず出るよう決められており、サイレントモードでも一定の大きさの撮影音が出る。

ただ、海外で購入した携帯電話を国内で使う時はシャッター音が出ない。国連加盟139カ国のうちシャッター音を規制しているのは韓国と日本だけだ。

規制に不満を持つ利用者たちは不法撮影防止に対する実効性が高くないと指摘し、図書館など静かな環境で写真を撮る時に不便だと訴えている。

このため消音アプリが利用者の間に広がっており、不法撮影防止への効果を一層低めている。ただ、利用者の一部はシャッター音がなくなると不法撮影の摘発に困難をきたす恐れがあると懸念している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News