ソウルにあるマートでラーメンを見る買い物客(c)news1
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【11月08日 KOREA WAVE】世界的な景気の低迷にも関わらず、韓国の大手食品会社の売り上げが今年第3四半期(7~9月)も増加する見通しだ。K-フードの人気に支えられ、特にラーメン、菓子などが海外でよく売れている。

農心(ノンシム)とオットゥギの売り上げ予想はそれぞれ前年同期比8%増の8784億ウォン(1ウォン=約0.11円)と10.5%増の9080億ウォン。予想営業利益は農心が79.5%増の490億ウォン、オットゥギは57.5%増の697億ウォンと予想されている。好調を支えているのは1~10月の累積輸出額が7億ドル(約1045億円)に迫り、前年同期比22.7%増加する人気のラーメンだ。

ロッテウェルフードは第3四半期売り上げが1兆1457億ウォン、営業利益751億ウォンで前年同期比それぞれ3.9%、31.2%増加すると推定される。東遠(ドンウォン)F&BやSPCサムリプも売り上げ、営業利益とも増加の見通しだ。

国内大手7社のうち、CJ第一製糖だけは第3四半期売り上げ予想が前年同期比3.63%減の7兆7209億ウォン、営業利益も19%減の3918億ウォンと予想された。国内加工食品市場の不振と東南アジア畜産市況の落ち込みなどが重なり食品・バイオ部門の収益性が悪化したのが主因だという。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News