【11月6日 AFP】女子テニスのシーズン最終戦、WTAファイナルズ(2023 WTA Finals)は5日、メキシコ・カンクン(Cancun)でシングルス準決勝が行われ、大会第2シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-3、6-2で第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)を破り、決勝に進出した。

 シフィオンテクは、この試合で勝てば年間世界ランキング1位が確定するはずだったサバレンカを阻み、逆にこのまま優勝すれば自身が2年連続の年間女王に輝く状況に持ち込んだ。

 6日の決勝では第5シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)と対戦する。

 シフィオンテクは試合後、「あしたが最も厳しい試合になると思うので、まだまだ長い道のりな感じがする」と話し、「あしたの試合後に話したい。自分は今までやってきたことを継続するだけ」とコメントした。

 ペグラとの通算戦績では5勝3敗で勝ち越しているが、今季は1勝2敗で負け越している。

 今年のWTAファイナルズは雨の影響で日程に大幅な乱れが生じ、決勝は6日の月曜日にずれ込むことになった。シフィオンテクとサバレンカの準決勝も前日の夜に始まっていたが、開始からわずか3ゲームで雨天順延となっていた。(c)AFP