【11月5日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属するコロンビア代表FWルイス・ディアス(Luis Diaz)の両親が誘拐された事件について、左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」の指導者が4日、誘拐は「間違い」だったことを認め、父親の解放に向けて動いていくと約束した。

 ELNの指導者であるアントニオ・ガルシア(Antonio Garcia)氏は、自身のテレグラムチャンネルで、「北部戦線がルイス・ディアスの父親を拘束したのは間違いだった」と認め、「ルチョ(ディアスの愛称)はコロンビアのシンボル。それがわれわれELNの彼に対する印象だ」と話した。

 ディアスの両親は、ベネズエラとの国境に近い一家の故郷の北部ラグアヒラ(La Guajira)で武装集団に連れ去られた。母親は数時間後に救出されたものの、政府はELNの犯行だと発表し、大規模な捜索が行われていた。

 ガルシア氏は、ELNの中央司令部が解放に向けた取り組みを進めており、各部隊に協力するよう指示していると明かし、「現場の作戦状況が解決することを願っている。これは解放を早めるための指示だ」と話した。

 地元メディアが公表した北部戦線のものとされる声明によると、ゲリラは身代金目的で誘拐したが、コロンビアサッカーのスター選手であるディアスの父親だとは知らなかったという。(c)AFP