【11月4日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)が、フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」が選出する世界最優秀選手賞「バロンドール(Ballon d'Or)」を来年から共催することになった。3日、同誌を所有するアモリー・グループ(Amaury Group)との提携が発表された。

 仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)のオーナーでもあるアモリー・グループが今後も投票を統括する一方で、UEFAは商業権のマーケティングや、表彰式の運営支援を担当する。

 2024年からは、男女の年間最優秀監督賞が新設されることも明らかにされた。さらにアモリー・グループによると、毎年仏パリで開催されている表彰式の会場が、25年以降は欧州の別の大都市に移る可能性があるという。

 先月30日に開催された今年のバロンドールでは、昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)でアルゼンチンの優勝の立役者となったリオネル・メッシ(Lionel Messi)が史上最多8度目の受賞を果たした。

 女子部門は、W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)で優勝を果たしたスペイン代表のアイタナ・ボンマティ(Aitana Bonmati)が選出された。(c)AFP