【11月3日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2023)は2日、シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は腹痛に悩まされながらもタロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)を4-6、7-6(7-2)、6-4の逆転で退け、準々決勝に進出した。

 試合後には「ここ3日間はお腹の調子が悪く、全く本調子ではなかった」と明かし、「コートよりもトイレでの時間がはるかに長く、頭をクリアにするのは難しい」と語った。

 準々決勝では第6シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)と対戦する。昨年大会の決勝でジョコビッチを倒して優勝したルーネは、ダニエル・アルトマイヤー(Daniel Altmaier、ドイツ)を6-3、6-3で下した。

 2回戦の試合が2日の午前2時過ぎまでかかっていた第4シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は、回復する時間が足りないとして、第13シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)との3回戦を試合前に棄権した。

 この日センターコートの4番目の試合に臨む予定だったシナーは「自分の健康と体にとって最善だと思うことをするしかない」と説明した。

 第7シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は第10シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)に7-6(7-2)、6-4で勝利し、シーズン上位8人のみで行われる最終戦のATPファイナルズ(ATP Finals 2023)出場を決めた。

 ATPファイナルズの出場権を獲得したのはチチパスが6人目。ズベレフは現在出場争いで7人目の枠につけているが、すぐ後ろには今大会で勝ち残っているルーネとホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)が続いており、今週の結果次第で2人に抜かれる可能性がある。

 チチパスは準々決勝で第16シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)と顔を合わせる。2018年大会覇者のハチャノフは、同じロシア出身で、今大会でカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)を破った予選勝者のロマン・サフィウリン(Roman Safiullin)に4-6、6-4、6-2で逆転勝ちした。

 第11シードのホルカシュは6-4、6-3でフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)を下し、グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)との準々決勝へ駒を進めた。ディミトロフはアレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)に6-2、6-2で快勝した。

 すでに最終戦出場を決めている第5シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は予選勝者のボティク・ファン・デ・ザンスフルプ(Botic Van de Zandschulp、オランダ)に6-3、6-3でストレート勝ち。次戦は休養十分のデミノーと対戦する。(c)AFP