【11月2日 AFP】イングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2023-24)は1日、4回戦が行われ、前回王者マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は0-3でニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)に敗れ、大会から姿を消した。アーセナル(Arsenal)もウェストハム(West Ham)に1-3で敗れた。

 2-0で勝利した前回大会決勝の再戦で、ホームのマンチェスター・ユナイテッドは28分にミゲル・アルミロン(Miguel Almiron)に先制点を許すと、その8分後にルイス・ホール(Lewis Hall)に2点目を決められ、60分にはジョー・ウィロック(Joe Willock)にドリブル突破からとどめの一発を浴びた。

 ニューカッスル・ユナイテッドは、マンチェスター・シティ(Manchester City)とマンチェスター・ユナイテッドを立て続けに破っての8強入り。敗れたマンチェスター・ユナイテッドは、これで今季公式戦15試合で8敗目となり、1962-63シーズン後では最悪のスタートとなっている。

 アーセナルはベン・ホワイト(Ben White)のオウンゴールで16分に先制点を献上すると、後半にはモハメド・クドゥス(Mohammed Kudus)とジャロッド・ボーウェン(Jarrod Bowen)に追加点を決められ、後半アディショナルタイムの終了間際に途中出場のマルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)が1点を返したが手遅れだった。

 アーセナルでは、ダビド・ラヤ(David Raya)に正守護神の座を譲ったGKアーロン・ラムズデール(Aaron Ramsdale)が久々に先発したが、3失点目の場面でボーウェンのミドルシュートの対応を誤るなど、忘れたい一日となった。

 リバプール(Liverpool FC)はボーンマス(AFC Bournemouth)を2-1で退け、準々決勝に進出した。

 コーディ・ガクポ(Cody Gakpo)の得点で先制した後にユスティン・クライフェルト(Justin Kluivert)のゴールで一度は追いつかれたが、途中出場のダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)が鮮やかな落ちるシュートで決勝点を挙げた。

 チェルシー(Chelsea)はブノワ・バディアシル(Benoit Badiashile)とラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)のゴールでチャンピオンシップリーグ(2部)のブラックバーン・ローバーズ(Blackburn Rovers)に2-0で勝利し、8強入りを果たした。

 準々決勝の組み合わせは以下の通り。

エバートン(Everton)対フラム(Fulham
チェルシー対ニューカッスル・ユナイテッド
ポート・ベイル(Port Vale)対ミドルスブラ(Middlesbrough FC
リバプール対ウェストハム

(c)AFP/Kieran CANNING