主審が選手に人種差別的発言 停職処分に サッカータイ3部
発信地:バンコク/タイ
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【11月1日 AFP】タイサッカー協会(FAT)は1日、3部リーグの試合中にタイ系ガーナ人選手に対して人種差別的な中傷をした審判に停職処分を科した。
プラーチーンブリー・シティ(Prachinburi City FC)に所属するアブドゥル・カディリ・ハミット(Abdul Qadiri Hamit)選手(22)は、10月29日に行われた試合中に主審から人種差別的な発言を受けたと、タイのメディアは報じている。
FATは「この審判をすべての大会において停職」とし、その処分期間は「事実調査」が行われている間継続されるとの声明を発表している。
主審は、タイ語で黒人への差別的表現に相当する言葉を使用したと非難を受けている。
プラーチーンブリーは「われわれは人種、宗教、民族に基づいた人種差別、侮辱に反対する」と述べるとともに、ハミット選手がこういった発言に直面したのは「初めてではない」と声明に記した。
ハミット選手は自身のフェイスブックのアカウントに「あなたは審判なのだから、もっと良い言葉で私に声をかけるべきだ」と投稿している。(c)AFP