サバレンカ白星発進 サッカリに圧勝 WTAファイナルズ
発信地:カンクン/メキシコ
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【10月30日 AFP】女子テニスのシーズン最終戦、WTAファイナルズ(2023 WTA Finals)は29日、メキシコ・カンクン(Cancun)でシングルスのラウンドロビン2試合が行われ、大会第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)が6-0、6-1で第8シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)に圧勝し、白星発進した。
サバレンカはエース6本、ウイナー17本を放ってサッカリを寄せ付けず、5本あったブレークピンチを全てしのいだ。
試合後には「スコアが示すほど簡単ではなかった」と振り返り、「とにかく集中を保ちながら自分をコントロールし、勝つためにできることをやった」と話した。
サバレンカは、ラウンドロビンを2勝1敗で突破して決勝まで勝ち上がれば、現在世界ランキング2位につけるイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)の結果にかかわらず、目標としている世界1位でのシーズン終了が決まる。
もう一つの試合では、第5シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)が第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)を7-5、6-2で下した。
賞金総額900万ドル(約13億4600万円)の今大会は4人一組の2グループに分かれて11月3日まで総当たり戦を行い、各組の上位2選手が同4日の準決勝に進出する。決勝は同5日に行われる。(c)AFP