【10月27日 AFP】中国の李克強(Li Keqiang)前首相が27日、心臓発作のため死去した。68歳。中国国営メディアが同日、伝えた。

 国営新華社通信によると、李克強氏は26日に休養先の上海で心臓発作に見舞われ、救命処置の甲斐なく、27日午前0時10分(日本時間同1時10分)に息を引き取った。

 李克強氏は、習近平(Xi Jinping)政権の1~2期に首相を務めた。

 李克強氏は流ちょうな英語を操り、首相在任中は経済改革への支持を表明していた。だが、後任に前上海市党委員会書記の李強(Li Qiang)氏が任命されたことは、中国政府が減速する経済への統制を強める中、李克強氏の改革路線が頓挫した表れだと広く受け止められた。(c)AFP