【10月22日 AFP】中国共産党の第20回党大会が22日、習近平(Xi Jinping)総書記(国家主席)が3期目政権を発足させることを確定して閉幕した。

 23日にも開かれる第20期中央委員会第1回総会(1中総会)の後、習氏は総書記として再任される見通し。

 来年3月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の発表で、習氏は国家主席として3期目をスタートすることになる。

 習氏は2018年、国家主席の任期を2期までとする規制を撤廃。終身統治への道を開いた。

 閉会式に先立ち、約200人の中央委員が選出され、7人いる最高指導部、中央政治局常務委員会のうち4人の退任が明らかになった。その中には、李克強(Li Keqiang)首相および同氏の後継と目されていた汪洋(Wang Yang)人民政治協商会議主席らが含まれていた。

 李氏と汪氏はともに67歳。68歳で引退するという党内の「定年」には達しておらず、政治局常務委員としてとどまるか、別のポストに就く可能性が取り沙汰されていた。(c)AFP