【解説】イスラエルとハマスの軍事バランス
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■イラン
1979年のイスラム革命以降、イランはパレスチナ支援をそのイデオロギーの一つとしてきた。イランのホセイン・アミール・アブドラヒアン(Hossein Amir-Abdollahian)外相は最近、もしイスラエルが兵士をガザに送るなら「状況を制御したり、紛争を拡大させないようにしたりすることを誰も保証できないだろう」と述べた。
INSSのラズ・ジムト(Raz Zimmt)氏は、ヒズボラという「戦略的資産」を脅かす可能性があるとの理由から、イランは現時点において、ヒズボラがイスラエルとの軍事衝突に全面的に関与することを望んでいないとの見方を示した。
その一方で、イスラエルがガザ地区に地上侵攻し、特にそれが成功してハマスの存続やハマスによるガザ地区の実効支配能力を脅かす場合には、イランの立場が変わる可能性があるとも指摘した。(c)AFP/Didier LAURAS