【10月17日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選は16日、各地で行われ、グループBのオランダは後半アディショナルタイムにビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)がPKを決めて1‐0でギリシャを下し、本大会出場に向けて大きな白星を飾った。

 前半にボウト・ベグホルスト(Wout WeghorstがPKをセーブされていたオランダだったが、ファン・ダイクは終了間際の2度目のチャンスでミスせずにゴールを決めた。

 オランダはこれで勝ち点を12に伸ばしてギリシャと並び、同国との直接対決で2連勝を挙げたためアドバンテージを手にした。首位フランスが本大会行きを決めた中、オランダは2位の座を争うライバル国よりも1試合消化が少なくなっている。

 一方、グループJのポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が2得点を挙げるなどして5‐0でボスニア・ヘルツェゴビナを下し、全勝を維持した。

 ロナウドは試合開始早々にPKを決めると、さらにチップキックで追加点を挙げて代表戦での通算ゴール数を127得点に伸ばした。ポルトガルはその後、ブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)、ジョアン・カンセロ(Joao Cancelo)、ジョアン・フェリックス(Joao Felix)が得点し、ハーフタイムを前に5点を奪った。

 前節に本大会出場権を獲得したポルトガルは、2試合を残して首位の座も確定させた。

 また、グループFのオーストリアは、マルセル・サビッツァー(Marcel Sabitzer)がPKで決勝点を挙げて1‐0でアゼルバイジャンを下し、本大会出場を決めている。(c)AFP