【10月16日 AFP】女子テニス、鄭州オープン(2023 Zhengzhou Open)は15日、シングルス決勝が行われ、地元中国の鄭欽文(Zheng Qinwen)が2-6、6-2、6-4で大会第7シードのバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)を破り、ツアー通算2勝目を挙げた。

 中国の選手がWTA 500以上のレベルの大会のシングルスで優勝するのは、李娜(Li Na)と鄭賽賽(Zheng Saisai、ジェン・サイサイ)に次いでわずか3人目。

 21歳の鄭は今季、7月のパレルモ・レディース・オープン(Palermo Ladies Open 2023)でツアー初優勝を果たすと、先月には杭州(Hangzhou)で行われたアジア競技大会(19th Asian GamesAsiad)で金メダルを獲得しており、16日発表の最新世界ランキングではトップに20返り咲くことが決まった。

 試合後のセレモニーでは、「(WTA)500の初タイトルを中国で、とりわけ鄭州で取ることができ、すごく特別な経験になった」と喜んだ。(c)AFP