【10月12日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)のマーク・ブリンガム(Mark Bullingham)最高経営責任者(CEO)は11日、サッカーの規則作成を行う国際サッカー評議会(IFAB)が、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定を生放送できるか検討する可能性を明らかにした。

 主審とVARオペレーター間の会話の生放送は、現在サッカー競技規則で禁止されている。しかしながら、IFABの理事を務めるブリンガム氏は、評議会がこの件について話し合ったと述べた。

 ブリンガム氏は、「全般的に、これをめぐっては議場内で意見が分かれていて、マーケティングや商業の担当者と審判側の間でそうなることが往々にしてある」とし、「マーケティングや商業面からすれば、通常、透明性というのは非常に良いことであり、ファンには最大限の経験をしてもらいたい」と述べた。

 また同氏は、審判団がピッチ上で判定結果を発表し、説明するという国際サッカー連盟(FIFA)の判断は、「正しい方向への一歩」だと述べている。

 トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)が2‐1で勝利した先日の試合で、リバプール(Liverpool FC)のルイス・ディアス(Luis Diaz)の先制点となるはずだったゴールを誤って取り消したVARによるミスは、イングランド・プレミアリーグに衝撃を与えた。

 この誤ったゴール取り消しは、VARとピッチ上の審判とのコミュニケーションミスによって引き起こされたもので、今後のテレビ中継でその会話を放送するよう求める声が高まっている。(c)AFP