【10月10日 CGTN Japanese】閉幕したばかりの第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の開催地である中国東部の浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)では6日午後4時現在、中秋節・国慶節大型連休(9月29日~10月6日)中に市内の観光スポットを訪れた観光客は延べ1300万8700人に上り、アジア大会の開催が地元観光消費をけん引したことが明らかになりました。

 大型連休中、観光客1人当たりの杭州市での滞在日数は3.3日で、これまでの連休の平均滞在時間から倍増しました。ピークは10月2日の205万8200人でした。連休期間中の杭州市の観光収入は193億2890万元(約3945億円)に達し、前年同期比64%増、2019年同期比16%増となりました。

 杭州アジア大会は浙江省全体の観光業も著しくけん引しました。浙江省文化・観光庁の統計によると、今年の中秋節・国慶節大型連休中、浙江省を訪れた観光客の総数、1日当たりの観光客数、観光収入の総量などの主要指標はいずれも同期間の過去最高を記録しました。同省の観光客数は延べ4372万4000人で、観光収入は486億4000万元(約9934億円)に達しました。

 また、杭州アジア大会期間中(9月23日~10月8日)の杭州市への観光客数は2000万人を超えたと予想されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News