【10月3日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)の主催者は3日、夜遅くの試合を抑制するために大会期間を1日追加して15日間にすることを発表した。

 オーストラリア・メルボルンで開催される四大大会(グランドスラム)は、1日前倒しされて日曜日に開幕することになる。

 大会ディレクターを務めるクレイグ・タイリー(Craig Tiley)氏は「選手やファンからのフィードバックに耳を傾け、遅い時間帯の試合終了を最小限に抑える解決策を提供できることに興奮している」とし、「追加日により、ファンと選手の双方にとっての日程調整に利益がもたらされる」と述べた。

 全豪側は言及しなかったものの、今年の大会ではアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が午前4時過ぎまで試合を行い、これが大会日程に関する議論を引き起こしていた。

 マレーと地元オーストラリアのタナシ・コキナキス(Thanasi Kokkinakis)との一戦は5時間45分に及び、最終的に試合は午前4時5分に終わった。この試合中にマレーは「なんで午前3時にプレーしているんだ?!」と叫ぶ場面もあった。

 来年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)は1月14日に開幕し、28日に閉幕する。(c)AFP