【10月1日 AFP】23-24フランス・リーグ1は30日、第7節の試合が行われ、ASモナコ(AS Monaco)は3-2でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に勝利。パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が下位クレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)と0-0で引き分けたため、暫定首位に浮上した。

 ジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)新監督の初陣となったマルセイユに、2度にわたってリードを許したモナコだが、フォラリン・バログン(Folarin Balogun)のゴールで前半途中に2-2の同点に追いつくと、迎えた52分、バログンのアシストから1点目を決めていたマゲネス・アクリウシェ(Maghnes Akliouche)が決勝点を挙げた。

 一方、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 20223-24)でニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)とのアウェーゲームを控えるPSGは、前節マルセイユ戦で足首を負傷し、交代を強いられたキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が先発した。

 しかし、チャンピオンズリーグのボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦、マルセイユ戦と2試合連続で快勝していた勢いを続けたかったチームは、下位に低迷するクレルモンとスコアレスドローに終わり、ルイス・エンリケ(Luis Enrique)新監督の下でまだ完成形にはほど遠いところを露呈した。

 モナコはこれで暫定首位につけ、リーグ7戦でまだ3勝のPSGは勝ち点2差の暫定3位。モナコと同1差の2位と健闘しているスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)、4位ニース(OGC Nice)は10月1日に直接対決を迎え、勝ったチームは首位に立つことになる。(c)AFP/Andy SCOTT