カネロとチャーロが前日計量 Sミドル級4団体タイトルマッチ
発信地:ラスベガス/米国
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【9月30日 AFP】ボクシング世界スーパーミドル級4団体タイトルマッチの前日計量が29日、米ネバダ州ラスベガス(Las Vegas)のTモバイル・アリーナ(T-Mobile Arena)で行われ、統一王者のカネロ(Canelo)ことサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)と世界スーパーウエルター級4団体統一王者の挑戦者ジャーメル・チャーロ(Jermell Charlo、米国)が、ともに167.4ポンド(約75.9キロ)でクリアした。
両者ともにリラックスした様子でフェースオフを行い、計量は無事終了した。
チャーロはスーパーミドル級に上げてからの初戦で、キャリアで最も重い階級への挑戦となる。今回は完全にチャレンジャーとして臨む中で、試合前の注目はアルバレスに集中しているが、「人々がどれだけ彼を持ち上げようが関係ない」と意に介さない姿勢を示した。
対するアルバレスは、昨年に一つ上のライトヘビー級に挑戦し、WBA王者ドミトリー・ビボル(Dmitry Bivol、ロシア)とのタイトルマッチで敗れたが、その後はスーパーミドル級でゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)とジョン・ライダー(John Ryder、英国)に直近2連勝としている。
戦績はアルバレスが59勝(39KO)2敗2分け、チャーロが35勝(19KO)1敗1分け。