【9月27日CGTN Japanese】中国北西部の新疆ウイグル自治区内に全部で25ある輸送空港をカバーした中国国産商用機のデモ飛行が1カ月にわたって行われ、このほど順調に終了しました。

 中国の航空機メーカー、中国商用飛機(COMAC)はこの間、ARJ21の1機とC919の2機を投入し、基地別、段階別に順次デモ飛行を行いました。これを通して、新疆の複雑な地形、多様な気候、変化しやすい天気、数が多く広く分布する空港などの特徴に対する中国商用機の適応性を十分に検証し、将来的な国産商用機の新疆での運営に向けた基礎を築きました。

 ARJ21はデモ飛行期間中、9回にわたって新疆で標高が最高の空港であるタシュクールクンジュラブ空港を飛行し、同空港のプログラムと高高原航行に対する航空機の適応性を十分に検証しました。

 C919は9月11日から、ウルムチを基地とし、クチャ、クラマイなど9空港に順次到着し、計41航路を飛行し、累計飛行時間は64時間56分で、良好な安全性、適用性、満載運営能力を示しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News