【9月26日 AFP】ラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)に臨むオーストラリア代表の主将ウィル・スケルトン(Will Skelton)は25日、2度目の指揮を執るエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)の下でチームが厳しいスタートを切っているものの、選手たちが指揮官を「全面的に支持」していると述べた。

 オーストラリアは24日のウェールズ戦で6‐40というW杯では記録的な大敗を喫し、敗退が目前に迫っている。1月のジョーンズ氏のHC再就任後、チームはティア2のジョージアに勝利したのみで、戦績は8戦7敗となっている。

 豪メディアは先日、ジョーンズ氏がW杯開幕のわずか数週間前に、ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)HCが退任予定の日本代表の指揮官就任面接を受けたと報じた。ジョーンズ氏はこれを否定しているものの、あらゆる角度から批判を浴びている。

 スケルトンはこういったうわさがウェールズ戦でのパフォーマンスに影響を与えることはなかったとし、「それで気を散らしたとは思わない。エディーはわれわれに対してそれを否定した。彼を全面的に信頼している」とコメントした。

 ジョーンズHCと選手がこのうわさについて直接話をしてはないと明かしたスケルトンは、「昨夜の(ジョーンズHCの)記者会見を聞いた。私は彼の言うことを信頼する。彼は約束を守る人だ。われわれは全面的に支持している」と続けた。

 しかしながらオーストラリアの命運は、10月1日に行われるポルトガルとの試合前に決まる可能性もある。フィジーがその前日のジョージア戦でボーナスポイント付きの勝利を挙げた場合、先週の直接対決でフィジーに敗れてるオーストラリアは敗退が決定する。(c)AFP