成都モーターショー、取引額は1239億円
発信地:中国
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【9月28日 CNS】中国西部の四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)で開かれていた第26回成都国際モーターショー(以下、成都モーターショー)が、9月3日に閉幕した。全体の来場者数は90万2000人に達し、計3万5028件が成約し、その取引額は60億8700万元(約1239億円)となった。
1~7月の中国の自動車生産台数と販売台数はそれぞれ1565万台と1562万6000台に達し、それぞれ前年同期比7.4パーセント増、7.9パーセント増となった。自動車消費の拡大に向けて政府の関連政策が集中的に導入されており、今後も自動車消費の潜在力はさらに発揮される見通しだ。
成都モーターショーには国内外の有名自動車ブランド計129社が参加し、1600台以上の車両が展示され、展示規模は20万平方メートルを超えた。
成都モーターショーでは、多くの自動車販売店が数千元(1000元<約2万353円>)から数万元(1万元<約20万3534円>)の値引きを開始したほか、ポイントやサービスや買い替え割引などを提供して消費者の車購入を促していた。
新エネルギー車の人気も引き続き高まっている。成都モーターショーには、前年比20パーセント増となる32の新エネルギー車ブランドが出展した。
成都モーターショーの人気は、関連産業チェーンにも波及効果をもたらした。例えば、何万人もの観光客が成都に集まり、成都の食料、住宅、交通関連の消費を促進した。(c)CNS/JCM/AFPBB News