仏、ニジェールから大使召還 駐留軍も年内撤退
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【9月25日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は24日、クーデターで親仏派大統領が追放された西アフリカのニジェールから大使を直ちに召還し、駐留部隊も年内に撤退させると表明した。
マクロン氏は仏テレビ局のインタビューで、「大使の召還を決定した。数時間後には大使と数人の外交官が帰国する」と説明。また、ニジェールへの軍事協力は「終わりだ」とし、駐留部隊は年内に完全撤収するとした。その上で「数週間か数か月以内にクーデターの首謀者と協議する。平和的に話し合いたい」と述べた。
フランスは、サヘル(Sahel)地域(サハラ砂漠南縁地帯)でのイスラム過激派掃討作戦の一環として、約1500人の部隊を派遣している。
ニジェール軍指導部は7月26日、モハメド・バズム(Mohamed Bazoum)大統領を失脚させ、フランスのシルバン・イッテ(Sylvain Itte)大使に国外退去を命じた。
軍部は8月に48時間以内に出国するよう最後通告を出したが、仏政府は軍事政権には正統性がないとして要求に応じなかった。(c)AFP