シャーザーが負傷で今季終了 PO目指すレンジャーズに痛手
発信地:ワシントンD.C./米国
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【9月14日 AFP】米大リーグ(MLB)のテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)は13日、マックス・シャーザー(Max Scherzer)投手が、腕と胴体上部をつなぐ右大円筋に軽度の損傷を負ったため、今季残りは登板しないと発表した。
レンジャーズのクリス・ヤング(Chris Young)ゼネラルマネジャー(GM)は、チームが勝ち上がった場合でも、3度のサイ・ヤング賞(Cy Young Award)受賞を誇るシャーザーが今プレーオフで登板する可能性は低いと述べている。
12日のトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)戦では6回途中で降板し、その後右三頭筋のけいれんと診断されていた。
7月のトレード期限締め切り前にニューヨーク・メッツ(New York Mets)から加入したシャーザーは、移籍後に4勝2敗、防御率3.20、53奪三振を記録している。
残り3週間弱となったレギュラーシーズンでプレーオフを目指す中、レンジャーズはオールスターゲーム(MLB All-Star Game)に8度選出されているシャーザーを失った。
チームは80勝64敗(12日の試合終了時、以下同)で、ア・リーグ西地区首位のヒューストン・アストロズ(Houston Astros)を1ゲーム差で追っており、80勝65敗で並んでいるブルージェイズと同地区のシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)とは、0.5ゲーム差でワイルドカード争いを繰り広げている。(c)AFP