【9月10日 AFP】9日に行われた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)の女子シングルス決勝で、ココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)に負けて優勝を逃したアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)が、ミスを連発して敗れたのは自分自身のせいだと話した。

 サバレンカは第1セットは相手を圧倒したが、その後ガウフに持ち前の守備力で試合をひっくり返され、6-2、3-6、2-6で逆転負け。全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)に続く四大大会(グランドスラム)今季2勝目はならなかった。

 この日はガウフの約2倍のウイナーを奪った一方で、試合を通じて46本のアンフォーストエラーを犯した。

 試合後には、「彼女(ガウフ)は非常によく動けていて、誰よりも素晴らしい守りを見せていた。それで自分は普通より1球多く返さなくてはいけなくなった」と振り返りつつ、「いろいろなことが合わさった結果だが、きょうはどちらかと言うと自分のせいだと思う」とコメントした。

「いいニュースは、自分との闘いだということ。悪いニュースは、まだ自分との闘いという問題を抱えているということ」とも語ったサバレンカ。11日発表の世界ランキングではイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を抜いて世界ランキング1位に浮上することが確定しており、「そのおかげで、そこまでは落ち込んでいない」。

 今後は世界1位に長くとどまりたいと話し、「世界ナンバーワンとして一年を終えたい」と意欲を示した。(c)AFP/Martyn WOOD