【9月9日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選は8日、各地で行われ、グループAのスペインは、ラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)が最年少での代表デビューを飾るとともに初ゴールを挙げるなどし、7‐1でジョージアに大勝した。

 スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス(Luis Rubiales)会長が、W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)の表彰式で同国女子代表のヘニフェル・エルモソ(Jennifer Hermoso)の唇に同意なくキスしたとしてこの日検察に訴追され、同国サッカー界は陰鬱とした状況だったが、そこにヤマルが光を差した。

 男子代表チームも、今予選の第2節でスコットランド戦に敗れてムードは良くなかったが、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)のハットトリックやヤマルのゴールなどで敵地トビリシで大勝を飾り、組2位に浮上した。

 4‐0とリードする中、43分にダニ・オルモ(Dani Olmo)との交代でピッチに入り、16歳と57日で代表デビューを飾ったヤマルは、74分にチーム7点目を挙げた。

 スペインは、この日キプロスに3‐0で勝利して5連勝を飾ったスコットランドに勝ち点9差をつけられているが、消化試合数は2試合少なくなっている。12日にはホームでキプロスと対戦する。

 グループJでは、ポルトガルがブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)のゴールでスロバキアに1‐0で辛勝し、5連勝。グループDのクロアチアは5‐0でラトビアに快勝し、首位トルコと勝ち点3差の2位につけている。(c)AFP