【9月9日 CNS】中国南部の広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)賀州市(Hezhou)の広西大桂山ワニトカゲ国家級自然保護区管理センターは最近、飼育していた30匹のチュウゴクワニトカゲを野生に放した。

 チュウゴクワニトカゲは国家一級重点保護野生動物で、絶滅の危機にひんしている。同自然保護区はこれまで二度にわたりチュウゴクワニトカゲを自然界に放しており、追跡・観測調査の結果、野生に適応し、自然交配で繁殖していることが確認されている。

 同自然保護区では野生のチュウゴクワニトカゲが500匹近く生息し、世界最大の野生群を築いている。飼育したチュウゴクワニトカゲを野生に放すことを続け、個体数の回復・拡大を図っている。(c)CNS/JCM/AFPBB News