DVで逮捕のドジャース・ウリアス、休職扱いに
発信地:ロサンゼルス/米国
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【9月7日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は6日、ドメスティックバイオレンス(DV)の容疑で先週逮捕されたロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のフリオ・ウリアス(Julio Urias)投手(27)を休職扱いにすると発表した。
ウリアスは3日、ロサンゼルス市内で配偶者または同居人に対する暴行容疑で逮捕された。4日に保釈金5万ドル(約730万円)を支払って釈放されたが、チームのマイアミ遠征には同行しなかった。
MLBは選手会(MLBPA)と合意し、調査を進める間、ウリアスを「当面の間」休職扱いにすると説明した。休職期間中の選手は給与の支払いを受けるが、チームの選手登録からは外される。
ウリアスは2019年にも、米ビバリーヒルズ(Beverly Hills)の駐車場で女性を地面に押し倒したとされる事件を起こしたことがある。そのときは不起訴となったものの、MLBのDV規定違反で20試合の出場停止処分を受けた。
メキシコ出身のウリアスは、20年にドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献。21年には20勝3敗でナ・リーグ最多勝に輝き、昨季も17勝7敗、リーグ最優秀防御率2.16の好成績を記録した。今季終了後にはフリーエージェント(FA)になる予定。(c)AFP