ファレル、日本戦欠場につながった「ミス」悔やむ ラグビーW杯
発信地:ロンドン/英国
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【9月5日 AFP】ラグビーイングランド代表主将のオーウェン・ファレル(Owen Farrell)は4日、W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)初戦のアルゼンチン戦と第2戦の日本戦での出場停止処分につながったタックルについて「ミス」を犯したと悔やんだ。
ファレルは前哨戦のウェールズ戦での危険なタックルで一発退場となった。その後、処分は規律委員会の裁定によってイエローカードに引き下げられたが、最終的には国際統括団体のワールドラグビー(World Rugby)の異議申し立てが認められ、本大会の最初の2試合を欠場することが決まった。
今回の件について初めて公にコメントしたファレルは「私はミスを犯し、それによって出場停止になった。今さらここで文句を言うつもりはない」と述べ、「プレーできないのは悔しいし、出場不可なのも悔しい。今回のような大事な試合だとなおさらだ」と嘆いた。
チームは本番前最後のフィージー戦を落とすなど、スティーブ・ボーズウィック(Steve Borthwick)ヘッドコーチ(HC)の下で9戦6敗と不振に陥っている。
それでも、ファレルはW杯開幕が待ち遠しいと前を向き、「このチームにどんなことができるのか見るのが楽しみだし、再び出場可能になるのを心待ちにしている」と話した。
ファレルは第3戦のチリ戦から復帰するとみられる。(c)AFP