【9月4日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は3日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は元世界ランキング1位のキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)を6-3、3-6、6-1で下し、準々決勝に進出した。

 19歳のガウフはこれが今大会3度目のフルセット勝ちで、優勝した先月のシティ・オープン(Mubadala Citi DC Open 2023)とウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2023)を含めて直近16戦15勝としている。

 次戦は大会連覇を狙う現世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)とエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)の勝者と対戦する。

 3年ぶりの四大大会(グランドスラム)出場となったウォズニアッキも、第2セットを奪い返して最終第3セットでも先にブレークに成功したが、そこから一気に息を吹き返したガウフに6ゲーム連取を許し、快進撃はストップした。

 33歳のウォズニアッキは、2020年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2020)を最後に一度引退。2児の出産をへて先月から現役に戻り、今大会が復帰後わずか3大会目だった。

 ガウフは、自身がまだ1歳だった頃にツアーデビューを果たしたウォズニアッキについて「(ツアーから)まるで一度も離れていなかったみたい」と感嘆し、「彼女のきょうのプレーレベルは素晴らしかった。自分が小さかった頃から憧れの選手だった」とたたえた。(c)AFP/Martyn WOOD