【9月3日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は2日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は6-2、6-2、7-6(8-6)でセバスティアン・バエス(Sebastian Baez、アルゼンチン)を下し、5年連続となる16強入りを決めた。

 2021年大会覇者のメドベージェフは、試合終了時刻が翌日の午前1時を回る戦いを終え、「とにかく寝たい。それ以外ない」と話し、「夜の11時からプレーするのはしんどい。今回は試合前に寝たり食べたりしないようにしたが、コート上での調子がかなり悪く、終始ナーバスになっていた」と明かした。

 4回戦では第13シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)と対戦する。

 敗れたバエスは、ジェネラーリ・オープン(Generali Open Kitzbuhel 2023)とウィンストンセーラム・オープン(Winston-Salem Open 2023)を制し、自信を深めて迎えた今大会では自身初の四大大会(グランドスラム)3回戦進出を果たしたが、この日は今季ハードコートで四つのタイトルを獲得しているメドベージェフに阻まれ、連勝も12でストップした。

 第12シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-7(2-7)、7-6(10-8)、6-1、6-1で第19シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を退け、第6シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)が待つ4回戦へ駒を進めた。(c)AFP