【9月1日 AFP】イタリア北部トリノ(Turin)郊外で8月30日深夜、線路の保守・点検をしていた作業員5人が、時速160キロで走行中の列車にひかれ、死亡した。当局が8月31日、明らかにした。

 ミラノ(Milan)とトリノを結ぶ路線を走行する列車が、トリノ郊外ブランディッツォ(Brandizzo)付近でレールを交換していた作業班に衝突した。死亡した作業員は22歳から50代前半で、列車に数メートルひきずられたという。

 イタリアの鉄道インフラ管理会社RFIは、外部の業者に雇用されていた作業員5人の死亡を確認した。列車は回送中で乗客はいなかった。同社は声明で遺族に哀悼の意を表し、詳細については調査中だと述べた。

 消防当局は他に2人が負傷したとしている。報道によると、現場監督を含むこの2人は無傷だが、経過観察下にある。また、列車の運転士はショックを受けているという。

 ブランディッツォのパオロ・ボドニ(Paolo Bodoni)市長はAGI通信に対し、救急隊から「300メートルにわたって遺体が散乱する恐ろしい光景」について報告を受けたと明かした。さらに「大きな悲劇」であり、「通信エラーがあった可能性も否定できない」と述べた。(c)AFP