「ばかげている」 ベラルーシ大統領、ワグネル追放要求の近隣国批判
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【9月2日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は8月31日、ポーランドとバルト3国がベラルーシに駐留するロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)部隊の国外追放を求めていることについて、「ばかげた要求だ」と批判した。
ルカシェンコ氏は同国の安全保障会議で、ポーランドとバルト3国が「わが国にワグネル戦闘員がいるというヒステリー」をあおり、「ワグネル部隊の即時追放を要求し始めた」として、「不合理でばかげている」と非難した。
6月にロシア軍指導部への武装反乱を起こしたワグネル部隊をベラルーシが受け入れたことで、近隣諸国は懸念を強めている。
ポーランドとバルト3国は28日、同国に対し、部隊の国外追放を要請していた。(c)AFP