【8月30日 AFP】ウクライナ当局は30日、ロシア軍が首都キーウにミサイルと無人機による集中攻撃を行い、2人が死亡したと発表した。今春以降で「最も強力な」攻撃だったとしている。

 キーウ市の軍政当局はテレグラム(Telegram)に、夜間に計20以上のミサイルと無人機が「防空部隊によって破壊された」と投稿。今春以降に経験した「最も強力な」空襲だったと形容した。

 同当局によると、ロシア軍はイラン製自爆型無人機「シャヘド(Shahed)」を多方向からキーウに飛来させたほか、航空機からミサイル攻撃を行ったという。

 現地で取材しているAFP記者は、キーウ中心部で午前5時(日本時間同11時)ごろ、大きな爆発音が少なくとも3回聞こえたとしている。

 同市軍政当局のトップ、セルヒー・ポプコ(Sergiy Popko)氏はテレグラムで、がれきの落下で2人が死亡、さらに1人が負傷し手当てを受けていると明らかにした。(c)AFP