【8月27日 AFP】第19回世界陸上ブダペスト大会（World Athletics Championships Budapest 2023）は27日、男子マラソンが行われ、ウガンダのビクター・キプランガト（Victor Kiplangat）が2時間8分53秒で優勝を飾った。

　昨年のコモンウェルスゲームズ（Commonwealth Games、英連邦競技大会）王者のキプランガトは残り15キロほどでペースを上げ、その後先頭集団を振り切ると、最終盤には並走していたレウル・ゲブレシラセ（Leul Gebresilase、エチオピア）に約15秒差をつけた。

　2位には最後に逆転したエチオピア生まれでイスラエル国籍のテル・メフェリ（Teru Meferi）が入り、ゲブレシラセは3位だった。

　昨年、大会記録で優勝したエチオピアのタミアト・トラ（Tamirat Tola）は途中棄権となった。

　日本勢は山下一貴（Ichitaka Yamashita）が12位、其田健也（Kenya Sonota）が35位、西山和弥（Kazuya Nishiyama）が42位だった。(c)AFP