【8月26日 AFP】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は25日、待望の復帰となる全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)に備える中で、四大大会(グランドスラム)では毎回これが最後のつもりで臨んでいると明かした。

 グランドスラムの男子シングルスで歴代最多23勝を誇るジョコビッチは、次週開幕する全米オープンで24勝目を記録すれば、同22勝のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に2勝差をつけることになる。

 現在36歳のジョコビッチは引退は考えていないとしながらも、記録更新の機会を得るのはより難しくなっていることを実感するようになったといい、大会を控えた記者会見では「あと何回(グランド)スラムに出られるか分からない」としつつ、「まだ前進し続けていくし、現時点では終わりを考えていない」と語った。

 さらに「36歳になって状況が異なるのも分かっているから、もう少し感謝しなければならないだろうし、今はすべてのグランドスラムが最後のつもりで臨む必要がある」と明かし、「プレーするすべてのグランドスラムが、さらに歴史を刻んでいく千載一遇の機会だと捉えている」と述べた。

 ジョコビッチは2021年大会の決勝で、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)に敗れ、年間グランドスラム達成を阻まれるという苦い思いを味わった。その後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種を拒否していたことによる渡航制限で米国への入国を禁じられ、2022年大会は欠場となった。

 ジョコビッチは28日、メイン会場のアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)で行われるアレクサンドレ・ミュラー(Alexandre Muller、フランス)との1回戦で大会初戦を迎える。(c)AFP