【8月24日 AFP】サッカーUSオープンカップ（2023 Lamar Hunt U.S. Open Cup）は23日、準決勝が行われ、インテル・マイアミ（Inter Miami）は3‐3で迎えたPK戦の末に5‐4でFCシンシナティ（FC Cincinnati）を下し、リオネル・メッシ（Lionel Messi）加入後2度目のカップ戦決勝進出を決めた。

　0‐2でリードを許していたマイアミは68分、メッシの左サイドからのFKにレオナルド・カンパーナ（Leonardo Campana）が頭で合わせて1点を返すと、後半アディショナルタイム7分にはメッシが左サイドから上げたクロスを再びカンパーナが頭で押し込み、試合を延長戦に持ち込んだ。

　さらにマイアミは延長前半、ベンジャミン・クレマスキ（Benjamin Cremaschi）のスルーパスからホセフ・マルティネス（Josef Martinez）が冷静にシュートを流し込んで勝ち越したものの、シンシナティは同後半に久保裕也（Yuya Kubo）がファーサイドに強烈なシュートを叩き込んで同点に追いついた。

　迎えたPK戦ではマイアミの守護神ドレイク・カレンダー（Drake Callender）がシュートストップを見せると、最後はクレマスキが決勝行きを決めるキックを成功させた。

　決勝では、もう1試合の準決勝に臨むヒューストン・ダイナモ（Houston Dynamo）とレアル・ソルトレーク（Real Salt Lake）の勝者と対戦する。

　マイアミは19日に行われたリーグスカップ（Leagues Cup 2023）決勝のナッシュビルSC（Nashville SC）戦をPK戦の末に制し、優勝を飾っている。(c)AFP