【8月16日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ(Inter Miami)に加入したアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、15日のリーグスカップ(Leagues Cup 2023)準決勝フィラデルフィア・ユニオン(Philadelphia Union、米国)戦で、加入後6試合連続となるゴールを挙げた。チームも4-1で勝利し、決勝進出を決めた。

 メッシは20分、低い弾道のロングシュートをゴール右下に突き刺してチームの2点目を奪取し、加入後6試合で9ゴール目を決めた。

 リーグ戦のイースタンカンファレンスで最下位のマイアミに対し、フィラデルフィア・ユニオンは3位の強豪。特にこの日の会場となったホームのスバルパーク(Subaru Park)では直近38戦で1敗と無敵の強さを誇り、メッシにとっては加入後で最も厳しい試合になるとみられていた。

 しかしチームは開始わずか3分でホセフ・マルティネス(Josef Martinez)が先制点を挙げると、メッシ、さらにはメッシのFCバルセロナ(FC Barcelona)時代のチームメートであるジョルディ・アルバ(Jordi Alba)がゴールして前半だけで3-0とリード。73分に相手に1点を返されたが、84分に交代出場のダビド・ルイス(David Ruiz)のゴールで突き放し、大勝を収めた。

 メッシは19日にキャリア42回目の決勝を戦う。またチームはこれで、北中米カリブ海王者を決める来年のCONCACAFチャンピオンズリーグ(2024 CONCACAF Champions League)出場も決めた。(c)AFP